新規顧客開拓に成功 ハンコ屋ビジネスのアイデア開発に学ぶ
16.11.08 | TOP
インターネットのはんこ屋さん「印鑑はんこSHOPハンコズ」は、
猫の表札、犬の表札に続くシリーズ第3弾として、うさぎのイラストを彫刻した表札の販売を開始した。
消費者が思う「好き」にこだわる商品開発の理由
ハンコビジネスだから…の既存思考に捕われないアイデア開発の勝算
「うちはハンコを取り扱ってる会社だから。。。」に捕われない思考で、個性をかわいくオシャレに伝える視点を表札に取入れた「ハンコズ」。ハンコの技術を活かし応用できるエリアに事業を拡販。今後も顧客の「好き」という気持ちを反映した商品づくりに努めるとしている。
既存の「表札とはこういうもの」に捕われないアイデア思考
表札は家の顔。「表札とはこうあるべきもの」に捕われず、本当に消費者が欲しかったニーズを追求することから始めたアイデア開発の成功事例。既存製品の「こういうもの、こうあるべきもの」に捕われない発想を大事にしよう。
アイデア開発×ターゲットへの訴求で顧客の心を掴む商品創り
商材やターゲット層にもよるけれど、多数派として、強すぎない自己表現、かわいく•オシャレ、他のコトともコーディネートできるワクワク感、は女性消費者の心に届くアイデア開発の訴求ポイント。
ハンコズで表札を創れる4つのPRポイントを見てみよう。
• オシャレにかわいく個性をアピール
• デザインは60種類から選べる女性デザイナーの手書きイラスト
• 表札の質感はハイドペイントのレトロカラー
• ハンコと表札のデザインの連動で個性をアピール
女性消費者の心に届くアイデア開発のポイントを整理。
「自己アイデンティティの表現」
「かわいくオシャレなものを選べる楽しさ」
「オシャレな表札の質感」
「表札以外の自己PR商品との連動の可能性」
工夫を重ねることでBtoBにも拡販の期待
元々のハンコビジネスの基盤があるので、アイデア開発に時間をかけ更なる工夫を重ねることでBtoCだけでなく、BtoB市場にも拡販が期待できそうだ。