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資生堂D-グルタミン酸が肌のバリア機能回復に効果を実証

健康的な肌を保てる機能性商品は、幅広い世代に支持される

乾燥しやすい季節、乾燥によってお肌に乾燥ジワができて疲れて見えたり、老けて見えたり、肌荒れが起こってお化粧ノリがイマイチ悪かったり、いつもに増してお肌のケアが気になる季節。近年、デパートでの取り扱い製品や、ドラックストアまで、スキンケア商品に、肌バリア機能や高い保湿をうたった商品は多くすっかり定番化している。そんなスキンケア商品市場をさらにパワーアップしてくれそうな肌のバリア機能に着目した実証研究の結果が資生堂から発表された。

D-グルタミン酸が肌の潤いを守る各層のバリア機能の回復を促進する効果があることを世界で始めてヒトで実証。

幼児の肌に豊富に含まれているD—グルタミン酸

資生堂によると、2010年に九州大学大学院薬学研究院との共同研究で、肌の角層に4種類のD-アミノ酸(D-アスパラギン酸、D-アラニン、D-セリン、D-グルタミン酸)が含まれることを見出し、特に、D-グルタミン酸は幼児の肌に豊富に含まれ、20代以降は3分の1へと急激に減少していることを確認。

画像引用元:資生堂

画像引用元:資生堂

 

今回のヒトへの実証で人為的に素肌の表面を荒らした状態を作り、D-グルタミン酸を塗る部位と塗らない部位に分けて肌の回復状況を測定。D-グルタミンを塗った部位は4時間後には肌のバリア機能が回復しましたという。一方で、D-グルタミン酸を塗らなかった部位は肌のバリア機能が著しく悪化。
資生堂は、今後発売するスキンケア化粧品に本成果を応用していくとしている。

画像引用元:資生堂

画像引用元:資生堂

 
■詳しく知る
• 「D-グルタミン酸」が肌のバリア機能の回復を促進
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