商品開発のヒントは利用者のオフィスシーンに触れること

画像引用元：KOKUYO

少人数の会議の最中に「あっ、ここにはホワイトボードない。。なんか書く紙ないかな？？」と慌てた経験や「小さめのホワイトボードがほしい…自分のブレインストーミングや、会議室に行くまでもない状況の時なんかに使えるなあ。部下へのアドバイスやコーチング、チームディスカッションとかに…」「大きいホワイトボードもいいけど、場所取るし移動がけっこう面倒、この打ち合わせには小さいタイプでイケそう」と思ったり、「ウチはホワイトボード全部の会議室には置いてない」「壁に設定するタイプの小さいホワイトボードを無理矢理不格好だが立てかけている」といったような状況を目にしたり感じたりしたことはないだろうか？そんな、オフィスの「あったらいいな」に答えてくれそうな商品が開発された。コクヨ•グループの株式会社カウネットから発売。

覚えやすいネーミングと心配りの効いた商品創り

商品名は「持ち運べるミーティングホワイトボード」。取って付きでラクラク持ち運びができるポータブルタイプのホワイトボードだ。

特徴は以下のとおり。
１. たたんで楽に持ち運びできる
２. 簡単に組み立てられてすぐに使える
３. 付属品を入れられるポケット付き

そう、持ち運べるのはホワイトボードだけではない。ホワイトボードを使用する上で必要なホワイトボードマーカーやイレーザーも一緒に運べ、さらに片手だけで全て持ち運ぶことを可能に。

機能面だけではなく商品を利用するシーンを創造する

この商品は機能面だけではなく、個々の考えをアウトプットしたり、共に考えを整理したり、進化させたりするイノベーティブな機会を促進する意味的価値も同時に提供していることを覚えておこう。

色や形状などの商品バリエーションの展開ができれば、使用するシーンはオフィスに留まらず様々な環境で活用されそうだ。