お掃除道具にもデザイン性 購買意欲を高める機能性ありきのデザイン
16.09.23 | TOP
お掃除感をイメージさせない
日本には家電製品を初め機能性にすぐれた製品がたくさん販売されている。最近ではデザイン性も重視した‘オシャレな○○製品’がトレンドとなりつつある。そのトレンドは、お掃除道具にもやってきそうだ。
ユニ•チャームが約8,000人を対象に行った大掃除への意識調査では、デザイン性の高い掃除道具を使うと大掃除の意欲が湧くと回答した人が半数を超えて64.8%。
消費者が求めているデザイン性
1. シンプル 43.5%
2. 出っぱなしでもおしゃれに見える 42.8%
3. 自分好みのカラー 42.8%
お掃除道具を創るという発想から‘愛着さ’を訴求した商品創りへ
例えば、
– ‘今’使われていない色で、本当はこんな色が欲しかった…‘色’を使う
– 自分の家のレイアウトや家具に自然と馴染んでくれそうなもの…‘一見お掃除道具って分からない’ケースが付いている。
– その道具を置くことで、部屋がオシャレにグレードアップするようなインテリアの一部になってくれるようなもの…オブジェ感’ を演出。
オブジェ感ってなんだろう。
お掃除道具ではないが、’オブジェ感’を知るご参考までに。
「出して飾っておけるよね」「かわいいよね」「贈り物にいいよね」など根強いファンが多いイタリアブランドALESSI。画像の商品はワインオープナー。
デザインがよくても機能がイマイチだと、消費者はお掃除をしているときにその道具を使うことにストレスを感じてしまい、その商品に対して好感を抱かなくなる傾向がある。注意しておきたいポイントだ。