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切り口を掴む 動きのないスキンケア商品を変革し商機にするアイデア

フェリシモ猫部は、「猫にふんでもらう心地のスキンケアふみふみ肉球コットン」を発売。

猫ブームを商品開発のアイデアに活かす企業

近年ドラマやCMなど猫の活躍が目立つ。SNSでは何とも言えない猫のCuteな生体動画が大人気。イギリスではドラック患者が猫との交流を通して社会復帰を果たした実話が映画化されるなど猫ブームは世界的なもの。

動きのない市場に猫の持つ可愛らしさ愛らしさを活用し活性化を図る

スキンケアコットンは女性のスキンケアアイテムとして利用されているが、現在のスキンケアコットンは目新しい提案もなく、コットンを使う女性がいたり、使わない女性もいたりする市場。

動きのない商品に購買スイッチングを入れる

猫の肉球が型押しされたコットンは、肉球のふっくら感を再現したもの。毛羽立ちもしにくく、綿100%のふんわりやさしい使い心地でスキンケアができるという。コットンの使い心地や質に訴求したものはすでに市場に投入されているが、動物の優しい触り心地と連動させたコットンの使用感を追求するのは新しい切り口のアイデア発想だ。

画像引用元:フェリシモ

画像引用元:フェリシモ

デザイン性を加えることでプレゼント購買を促進

パッケージも通常あるコットン製品のようなシンプルなものでなく猫のイラスト入り。コットン自体は色をやさしいピンク使いで肉球の形のかわいらしさを取入れたもの。通常プレゼントになりにくいコットンだが、デザイン性が加わることで、猫好きのお友達へのプレゼントなどのプレゼント購買への促進も検討している。潜在顧客を掴むことにもつながるだろう。

画像引用元:フェリシモ

画像引用元:フェリシモ

どのようにしたら購買スイッチングが入るかを検討する

いつも同じ商品を買っている女性が“たまにはこっちを買ってみようかな?”またはその商品を使わない女性が、“へえ〜こんなのがあるんだ、見た目もかわいいし使ってみようかな?”と思う仕掛けに、商材のもよるが、女性がその商品を手にすることで“気分がなんとなく上がりそう”“実際の使い心地がよさそう”とイメージしてもらうことは大前提。
市場に好まれているコトやモノと既存商品にアイデアを駆使し商品に変革を促し、新しい市場獲得を狙っていくのも一つの手段。

 

 

 

どんなところにアイデアの新しい切り口があるのか、まずは人気となっているコト•モノを日頃からよく観察し、アイデア開発の参考になることを見つけるクセを楽しみながら付けていこう。

 

 

 

 

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