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アンチエイジング市場の商品開発とマーケティングの訴求ポイント

エイジングケアのビジネスチャンスはどのくらい?

アンチエイジング継続性

画像引用元:プラネット

 

アンチエイジングを今後も続けるかどうかのアンケートに対して、「もちろん続ける」が60.2%、「おそらく続ける」が30.3%。「続ける」意欲がある人は計は90.5%。ほとんどの人が何らかのエイジングケアに関与するだろうということが予測される。

消費者が得られる期待感に応える

一言でアンチエイジングといっても幅広い。商品開発のポイントとして、目的別と年齢別、男女別などにセグメントされたデータを元に探求してみるのも一つ。消費者が意識する健康や美について、アンチエイジングになると考えるコトやモノとは?そしてどのような“期待感”を抱いているのだろうか?

価値ある商品を市場にお届けするためには消費者心理を掴んでおきたいところ。

アンチエイジングを意識する年齢層

アンチエイジング意識年齢 2016-09-05 16.35.41

画像引用元:プラネット

 

脳の老化予防に訴求する場合は40代以降から、肌トラブル対策に訴求するなら30代、40代。基礎体力向上に訴求するなら30代から。

男女別に観る商品販促の訴求ポイント

画像引用元:プラネット

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アンチエイジングの目的は、女性は肌や体型といった見た目の若さを保ちたいという傾向があり、男性は知力•体力の若さを保ちたいという傾向があるようだ。どちらも‘いつまでも若くありたい’というホンネはあるけれど、アプローチされたい訴求ポイントは違うということが伺える。

 

目的別に観る消費者心理から学ぶ商品開発や提供サービス改善のヒント

引用元:プラネット

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「老化予防」「肌トラブル対策」「体力をつけたい」この3つの目的別セグメントの3位以内に共通して入っているのが「バランスの良い食事」2つのセグメントに共通しているのが「運動をする」。
「体力をつけたい」「脳の老化予防」という健康意識が高い人に対して、美容に特化したアンチエイジングの化粧品や日用品を訴求しても興味を持たれにくい傾向にあると考えられる。もちろん、健康や美の両方に興味をもっている人もいるだろうけれど、データから観ると大きく2つに分類されることがわかる。内面からエイジングケア派か、容姿ケア派。背景には、「両方に費やす時間もお金もない」か「どちらか一方にしか現在のところ関心を抱いていない」ことが関係しているだろう。

セグメントによって消費者の購買行動が異なることを理解しよう。

データの背景を深堀することが消費者ニーズを掴むカギ

 

消費者ニーズを掴むために、注意しておきたい点。
① 一つのデータで全てを決めてしまわないこと

② アンケートデータを観るだけでなく、リアルな声も聞いてみる
③  消費者のライフスタイル、ライフステージを創造し、提供できる価値を考える

ライフスタイルと購買行動
‘生活の様式点営み方。また人生観•価値観•習慣などを含めた個人の生き方。消費者のライフスタイルが消費行動を制約している場合もある。’(引用:コトバンク)

 

エイジングケアの何に(知力なのか、体力なのか、お肌なのかetc…)どれだけお金を使うのかはライフスタイルやライフステージによって違ってくることを覚えておこう。

 

 

 

 

 

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